S様 体験レッスン ボーカルレッスン
今回の【サロン・ド・ボッサ】は、ネットを検索してご予約くださったS様。
はじめましてのご挨拶の後、なぜボサノバを?とお尋ねすると、なんとS様、幼い頃に4年くらいご家族でブラジルはサンパウロ・リオに住んでいらっしゃたんですって!
おお〜!私お教えする事あるかしら??と伺うと、帰国してずいぶん経つので言葉とかは忘れてしまって、と。
そうですよね・・・やっぱり言葉は生き物。使ってないと忘れちゃいますよね(私も英語かなり忘れてしまった。笑)。
そんなお喋りをしながら今回のレッスン曲“Garota de Ipanema(イパネマの娘)”からスタート。
今回は体験レッスンなので、どんな感じで言葉がメロディに乗ってるか、どんな言葉がリエゾンしていくか、大まかなメロディライン、という感じで大きく曲の全体像や雰囲気を掴んでいただけたらいいな〜と始めました。
S様は大学生の頃、第二外国語でスペイン語を取ってらっしゃったそう。
言葉はほぼ初心者です〜とおっしゃりながら、やはり理解度は高くて。
一応カタカナのルビ付きの歌詞をご用意したのですが、『カタカナを見ちゃうと発音がちょっと混乱しちゃいますね』と。
そうなんです〜!!
なるべく発音に忠実に表記はするのですが、カタカナでの発音表記には限界があるんですよね。
なので、慣れてきたら出来るだけカタカナを見ないで、耳で聞こえたように繰り返していくのが一番。
さすが色々な言語を学んできたS様、その感覚から出たお言葉ですよね。
メロディはご存知だったので、レッスン後半ではゆっくりと一緒に歌ってみました。
1時間半のレッスンで、まだざっくりとではありますが全コーラス歌えるようになりました!すごいなあー!!
レッスン後のスイーツは、秋らしく紅あずまのスイートポテト。
ボトムのクッキー生地はちょっと強めの塩味で、トップのおいものこっくりした甘さととても良く合います。
スイーツをいただきながらの楽しいお喋り。
今日も来る時に小野リサさんを聴いてきましたっておっしゃってたS様、やっぱり心のどこかに幼い頃のブラジルでの想い出や経験が残っているのかな?
イパネマの娘が彼女の想い出に新しい色を添えてくれたらいいな、と思うのでした。
それにしても、ボーカルも全く初心者です、とおっしゃってたS様の好奇心や行動力。本当に私も見習いたいです。
S様、楽しい時間をありがとうございました!お疲れさまでした。