ゆみ様,のり様 レッスン1回目 ボーカルレッスン
今回のサロン・ド・ボッサ、なんとなんと遠方は大阪から!素敵なシンガーおふたりがお越しくださいました!
お一人は、今はなきブラジル音楽の伝説的ライブハウス【プラッサ・オンゼ】のブラジル音楽ジャムセッションで、私がナビゲーターを務めていた時に何度かいらしてくださったのり様。かれこれ4年ぶり?の再会です。
そしてはじめまして、大阪でボサノヴァユニット【Bossa夕暮れ時】のボーカリストとして活動してらっしゃるゆみ様。
お久しぶり&そしてはじめましてfrom大阪・・・なんて嬉しいことでしょう〜〜!
今回のレッスン曲のリクエストはサンバの曲“Falsa Baiana(偽りのバイーア娘)”と、ボサノヴァの“Só tinha de sem com você(あなたなしでは)”の2曲。
おふたりとももう歌の基礎は全然問題ないので、色々何がお悩みかリスニングしながらのレッスンでした。
おふたりとも、やはり迷いどころは『メロディと歌詞の融合』。
毎回になってしまいますが、他言語で歌う、というのは本当にここがハードルになってきますよね・・・
まず最初に“言語の違い”を感じるのが大切かな?
“考える”より“感じる”。(ブルース・リーの名言のようになってしまいますが。笑)
私たち日本人は頭で考えるとどうしてもカタカナに変換して、フラットな発音やグルーブになってしまいがち。
なので、最初にどんどん自分の好きなネイティブの歌手の曲を聴いていって、まずそれを真似して歌ってみる。
その時に『あれ?なにかが違う。何が違うんだろう』と感じれば、それがまず第一スタートラインだと思います。
レッスンのいいところは、繰り返し何度もリピート出来るところですよね。
何回か同じところを繰り返してるうちに、あれ?なんか思ってるよりこの部分の言葉が長いみたい、とか、あれ?ここちょっと言葉の回転が少し早いな、とか、おふたりともそういう細かなところに気が付きはじめて、どんどん質問してくださいました。
そうなんです!頭で考えるよりも、体感で気がつくのってすごく大事。
頭でリズムとか発音とか考えてると考えて動き始めるので、ちょっと出だしやテンポが遅れがちになってしまったりするのです。
例えると、長縄を跳んでる時。
考えるよりも先に長縄のリズムの中に体が先に入っていかないと、どんどん入れなくなっちゃいますよね。
この“考えるよりも感じろ!”みたいな感覚を覚えると発音は元より、ブレス(息を吸う箇所)の長さやタイミングなども変わっていくので、曲が細切れにならず、ひとつの大きな物語のような感じで歌うことが出来るようになっていきます。
2曲には少し短いレッスン時間でしたが、おふたりともそこに気が付いていただけたので大丈夫!
あとは実践でどんどんブラッシュアップしていっていただけるでしょう♬
レッスンの後は爆笑を交えながらの大盛り上がりなスイーツタイム。
今回のスイーツは濃厚なニューヨークチーズケーキをご用意。
こっくりと甘く濃厚なこのスイーツは、図らずしもまさに今回の時間のよう。
懐かしい再会と新しい出会い、そしてそこから更に新しく始まりそうな繋がりの予感。
2時間くらいの中に、楽しくてワクワクなものがぎゅーっと詰まったレッスンになりました。
のりさん、ゆみさん、遠いところを本当にありがとうございました!!
この繋がりを大切に、またこの先に続けていきましょう〜♬♪
むぃんとおぶりがーだ!(ありがとうございました!)