O様 体験レッスン 弾き語りレッスン

ちょっとレッスンレポートが遅くなってしまいました。
2月の【サロン・ド・ボッサ】、今回体験レッスンにいらしてくださったのは、弾き語りレッスンご希望のO様。
O様はボサノヴァ弾き語りの経験がおありで、なんとクラシックギターのレッスンもなさってるのだとか!
ふわー、すごいなあ・・・
体験レッスンではありながら、レッスン曲にはカエターノ・ヴェローゾの“Desde que o samba é samba(サンバがサンバであった頃から)”のリクエストをいただきました。私もこの曲大好きです。
ご自身のキーがいまいち良く分からないとの事だったので、まずキーの設定と、今回はご希望をお聞きして歌詞の発音からスタートしました。

キーの設定ってなかなか難しいですよね。
自分の歌いやすいキーを選択するのが一番ですが、原曲からキーを変えると、その曲の持つムード(例えば華やかさや物憂さ)みたいなものが変わってしまう事もあります。
皆さんもカラオケなどで経験した事があるかもしれませんが、うーんと音程を変えるとその曲が全く別の曲みたいになってしまうことがありますよね?
そういう事も踏まえて私が自分のキーを決める時にはまず、

1.その楽曲で一番の高音は出るか
2.無理をしないで歌えるか
3.キーチェンジをした時のコードのサウンド感がしっくりくるか

みたいな感じでしょうか。

その曲のオリジナルキーから自分のキーと思われるとろこに設定し、そこから半音上げたり下げたりしながら微調整をしていきます。
サウンド感が良ければ、自分にはちょっぴり高くて、頑張れば出るかな?くらいのキーでしたら、そちらに設定します。
一番良いのは色々なキーで練習してみて、それを録音して聴いてみることだと思います。

キー設定を終えて歌のレッスンを始めましたが、弾き語り経験のあるO様は、最初少々の戸惑いはあったもののポルトガル語の歌詞をどんどん歌えるようになってました。
1時間半の体験レッスンで、ざっくりとではありますが歌詞は一通り完了。
次回からギターを練習したいです!とおっしゃってくれました。

レッスンスイーツは2月のバレンタインにちなんでガトーショコラ。
濃厚なチョコレートの中に、ふんわりとラム酒の香りが漂います。

O様は体験レッスンのお申し込みに半年くらい悩んで、勇気を持っておいでくださったのですって。
私も初めてレッスンに行った時、とてもドキドキ緊張していたので良く分かります。
勇気を持って扉を開いてくださったことに感謝です。
O様、ありがとうございました!