N様 体験レッスン 弾き語りレッスン
本日のサロン・ド・ボッサは、はじめましてのN様がいらしてくださいました。
N様は私のyoutubeの動画を見てご予約してくださったそう!嬉しいです・・・
N様はギター歴8年、ボサノバの弾き語りは4年くらい経験がおありとのこと。
本日はアントニオ・カルロス・ジョビンの美しいワルツ【Chovendo Na Roseira(薔薇に降る雨)】のレッスンをご希望でした。
この曲はちょっと複雑なコードが多いのですが、さすがギター歴8年!
『難しいですね』とおっしゃいつつも、数回の練習であらかたは弾けるように。
ジャズワルツのバッキングも初めてだったのですが、こちらもほどなくして形になっていきました。
あとはギターはおうちで自主練します、ということで歌の方のレッスンに移りました。
やはりポルトガル語の歌詞の発音や言葉のリズムみたいなものはとても重要で、歌の要となっていきます。
ポルトガル語はaやo、eなど母音同士の言葉がくっついていきます。例えば
“que é”(キ エ)などはくっついて“キェ”みたいな感じになります。
けれどこれを“ケ”と発音してしまうとちょっと違ってしまって、大きい“キ”と小さい“ェ”がそれぞれちゃんと存在しているのです。
ちょっと分かりづらくなってしまいましたが・・・どんな小さな言葉や発音を丁寧に歌っていかないととてもフラットな歌になってしまいます。
今回は初めての曲、初めてのレッスンだったので、そういう発音を重点的に注意してやってみました。
N様、たくさんメモを取りながらレッスンしてくださいました。
メロディは今回は大まかな概要を歌ってみて、後はまた次回に。
この曲はメロディも複雑なので、1日のレッスンでは完成は難しいのです。
私もこの曲を初めて歌ったのはかれこれ10年以上前ですが、いまだに時々音程の練習を復習します。
スイーツは引き続きこっくりのニューヨークチーズケーキ。
写真に撮り忘れてしまったのですが、今回はシャインマスカットを添えました。
N様とはお互い共通のお知り合いのミュージシャンも多く、音楽談義に花が咲きました〜!
今回なぜ薔薇に降る雨を?とお伺いすると、来年の4月くらいにお近くの薔薇園イベントで演奏なさるそうで、ぜひこの曲を演奏したくて、と。
素敵〜!!美しい薔薇たちに囲まれての演奏、きっと素敵な時間になりますね。
N様、お疲れさまでした!また次回お待ちしております。