O様 レッスン1回目 弾き語りレッスン

前回体験レッスンでいらしてくださったO様、今回から通常レッスン開始です!
O様はカエターノ・ヴェローゾの名曲“Desde que o samba é samba(サンバがサンバであった頃から)”を引き続きレッスンしていきます。

伺ってみると今回はギターメインでのレッスンをご希望で、前回、曲のコードのタブ譜(ギターの運指が書いてあるものです)をお渡ししていたので、弾いてみていただきました。
ちょっとむずかしい運指の部分は少し止まってしまいますが、全体的には弾けるように。

ギターは慣れないうちは指も痛くなるし、音もビビるし、手も疲れます。
大切なのは“美しい音を出そう”と意識し続けること。
コード(和音)全部の音がきちんと出ているか、ビビリ音はないか、それぞれの音の粒が揃ってるか、自分のイメージする音が出せているか、音が小さ過ぎないか・・などなど。

もし音がビビっていたら、弦を押さえている左手はそのままにして、一本ずつ弦を弾いていきます。
どの音がビビってるのか分かったら、押さえている左の指を動かしてみたり、手首や方を動かしてみて、一番力が入るポイントを見つけていきます。
そうやって美しい音を探していくのです。

それと、ボサノヴァというと皆さん【とても小さな音の音楽】というイメージがあると思うのですが、歌でもギターでも【小さい音しか弾けない・歌えない】のか【小さい音でも弾けるのか・歌えるのか】は似て非なるもので、大きな差があります。
まずは大きな音・声で弾き語り出来るのがベストで、そこからピアニッシモへ音圧は変えずに音量だけ絞っていきます。
そうすると、小さな声で歌っていても何を歌ってるのかが明確に伝わっていきます。
ギターも同じく。

演奏というのはアスリートに近いな、と思う時があります。
楽器を弾くのも歌を歌うのも、とても体を使います。
そんな事もお話していきました。

今回のアフターレッスンスイーツ春を感じる苺のロールケーキ。
シフォン生地の軽やかなスポンジで生クリームと苺を包みました。
甘酸っぱい苺がとても美味しい!

O様、前回初めてレッスンにいらした時に、とても迷って勇気を出していらしてくださったとお話してくれました。
楽しそうに演奏しているO様を見ていると、勇気を出してはじめの一歩を踏み出してくださったことに本当に感謝します。
O様、今回もありがとうございました!お疲れさまでした。
これからも楽しく歌っていきましょうね!